イーサリアムクラシック / Ethereum Classic (ETC) とは?

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¥6261.81
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¥8163.72億
時価総額ランク :
32位
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¥1812.63億
24H変動額:
¥-60.2643
24H変動率:
-0.95%

簡単にまとめると
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元祖イーサリアム

  • イーサリアムクラシックは、イーサリアムのハードフォークによって誕生した仮想通貨。
  • このハードフォークは、The DAO事件でのハッキング攻撃による損失を無効化するために行われたものだったが、ハッキングの履歴をブロックチェーンから消すことは元来のブロックチェーンの理念に反するとして、The DAO事件のハッキング取引情報を残したチェーンがそのまま維持された。そのため、基本的な特徴はイーサリアムと同じだが、イーサリアムよりも安全性が重視されている。
  • 主だった開発者は引き続き、イーサリアムに残っているため、イーサリアムに比べて資金や開発人材に乏しい。
  • イーサリアムクラシックとは?イーサリアムとの違いや将来性を再測定
  • コミュニティの合意形成を行う仕組みには、ビットコインと同様に Proof of Work(略称: PoW、プルーフ・オブ・ワーク)を採用している。イーサリアムクラシックは、基本的にはイーサリアムと同様の機能を持っているが、発行数に上限があり、減少期を定めている点が異なりる。発行上限は約 2 億 1.000 万枚で、500 万ブロックごとにマイニング報酬が 20 %ずつ減少する。(2019 年 10 月時点)
  • 承認速度は、ビットコインが 10 分を要するのに対し、イーサリアムクラシックは約 15 秒で完了。通貨単位は「 ETC 」で、最小単位は、 0.000000000000000001 ETC で 1 wei と表現される

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何がすごいのか?
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  • 本来のイーサリアムの理念に忠実。
  • イーサリアムクラシックは、分散型アプリケーション(英: Decentralized Applications、略称: DApps )を構築するプラットフォームを提供する。ここで構築された DApps は、自動的に契約を実行することのできる「スマートコントラクト」という技術によって、煩雑な手続きや第三者による監視・介入なしにサービスを提供する機能を持たせることが可能であり、また、イーサリアムクラシック上のプラットフォームで送金を行うことができる。その際に手数料が必要な場合があり、この手数料は、イーサリアムクラシックで支払われる。この手数料は、プラットフォームを動かす燃料という意味で Gas (ガス)という単位で算出される。この Gas はビットコインの送金サービスを利用する際に発生する手数料に似たもので、分散管理されたシステムを円滑に動作させるために必要な仕組み。これらの手数料はブロックチェーンに記録を行うマイナーに支払われる。
  • もともと一つの通貨であったイーサリアム(英: Ethereum 、単位: ETH )も 同様の特徴をもち、数多くの DApps の構築を後押ししている。
  • イーサリアムは、取引の承認システムを通貨の保有量によって承認権が得られるPoS(Proof of Stake)へ移行する予定。一方、イーサリアムクラシックは、ビットコインと同じコンピューターの計算量によって承認権が得られるPoW(Proof of Work)のシステムを維持する予定。

どんな技術か?
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イーサリアムのオリジナルブロックチェーンを引き継ぐ

イーサリアムクラシックはイーサリアムと同様、スマートコントラクト機能をもつ非中央集権のプラットフォームです。

イーサリアムの派生プロジェクトとして誕生した、仮想通貨でベンチャー企業に投資を行うDApps「THE DAO」で起きたハッキング事件でのイーサリアム財団の中央集権的な介入を機に誕生したイーサリアムクラシックは、イーサリアムのオリジナルブロックチェーンに連なるブロックチェーンで、中央集権的な変更のない本来のイーサリアムであることを目指した仮想通貨です。


安全性を維持するために拡張性を制限

イーサリアムクラシックはTHE DAOを機に誕生したという経緯から、ハードフォークをするとしてもプロトコルレベルでの脆弱性やバグが見つかった時、もしくは機能的なアップグレードを行う必要がある時のみに限ると強く主張しており、耐ハッキング性を向上させるためにイーサリアムよりも拡張性を制限していることが特徴です。


イーサリアムが達成できなかった本来の非中央集権を目指す

イーサリアムクラシックでは分散型のガバナンスを継続することをビジョンとして掲げており、中央集権的なリーダーシップをもって開発を進める姿勢への対抗路線をウェブサイト内でも強く主張しています。特にイーサリアム本来の「ブロックチェーンを今後開発することはない」と繰り返し主張するイーサリアム財団や開発者に対して強く反対する姿勢を表していることが特徴的です。


コンセンサスアルゴリズムはPoWを維持する

イーサリアムではコンセンサスアルゴリズムにPoSの導入を予定する一方で、イーサリアムクラシックではより良いアルゴリズムが見つからない限りはPoWを維持していくとしています。PoWはビットコインなど様々なブロックチェーンで利用されているコンセンサスアルゴリズムで、仮想通貨の概念である”Code is Law”という考えを遵守していることが特徴です。

開発状況 github logo

  • スター : 0
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  • コントリビューター : 0
  • 1ヶ月のコミット : 0

誰がつくっているのか?
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メンバー一覧

名前 役職
ETCDEV Core Team
IOHK (Grothendieck) R&D Team
ETC COOPERATIVE Finance Support Team
ETC LABS Funding Team
Ethereum Commonwealth Support Team

経営陣インタビュー

これまでの実績
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  • 2020/10 コインチェックが取引所サービスでのイーサリアムクラシックの取扱開始
  • 2020/11 ネットワークアップグレード「Thanos」

今後の将来性は?
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イーサリアムクラシックのネットワークからDeFiへアクセス、ブリッジ機能ローンチへ

イーサリアムクラシック、51%攻撃により500万米ドル以上の被害が明らかに


  • イーサリアムとの「差別化」が課題

イーサリアムクラシックは、2020年1月に重要アップグレード「Agharta(アガルタ)」を実施。

これによりイーサリアムの機能が使えるようになったり、同じくイーサリアムのチェーンとコラボレーションができるようになったりしました。

その狙いについて、開発者のTerry Culver氏は、

「ETCとETHの相互運用性の向上は、ETCのコミュニティとエコシステムの発展を加速する」

と主張しています。

しかしこれは、ある意味でイーサリアムに乗っかって成長するという宣言にも聞こえますよね。

過去には「イーサリアムよりも成功する」とさえ言われていたイーサリアムクラシックですが、2020年12月現在、

  • イーサリアムクラシック:時価総額ランキング37位(約700億円)
  • イーサリアム:時価総額ランキング2位(約7兆円)

と、規模でいうと100倍近い差をつけられています。

すでに「勝負あり」の状態なので、イーサリアムとの相互運用性を高めることで少しでも近づこう、という考えなのでしょう。

ただし、イーサリアムクラシック側がこんな敗北宣言のような開発方針を打ち出すということは、「イーサリアムとの差別化」に苦心しており、単独で価値を示すことが難しくなっていることを意味します。


イーサリアムクラシックは今後「IoT」で成長を狙う

ただしイーサリアムクラシックはもちろん、イーサリアムのコピーを目指しているわけではありません。

今後イーサリアムクラシックは、IoT分野に注力する方針を打ち出しています。

IoTとは「Internet of Things」の略。日本語で「モノのインターネット」ですね。

言葉どおり、あらゆるモノ(製品)がインターネットに接続されることを意味します。

たとえば、スマートスピーカー(GoogleHomeなど)も、IoTのひとつ。

IoT市場は今後、めざましい成長が期待されている分野で、調査会社IDC Japanによると国内の市場は、

  • 2019年:7兆1537億円
  • 2024年:12兆6363億円

まで成長する見通し。

IoTで先手を打ち、イーサリアムと「差別化」できれば価格上昇も期待できるでしょう。

ただし、まだ具体的な進捗には乏しい状況です。

現状、イーサリアムクラシックが勝っている点は「非中央集権的」であることなので、イーサリアムが「中央集権的」な体制を原因として失脚した場合には、イーサリアムクラシックにスポットライトが当たるかもしれません。

議論になっていること
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次にみるべき記事
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Ethereum Classic(ETC)が買える取引所の一覧

取引所 24H 取引量シェア
OKEx 21.62%
Indoex 16.11%
BW 9.54%
Binance 9.15%
Catex 4.76%

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