Fetch.ai
(FET)
とは?
最新価格情報
- 時価総額:
- ¥467.21億
- 時価総額ランク :
- 125位
- 24H取引量:
- ¥182.05億
- 24H変動額:
- ¥ +2.74
- 24H変動率:
- +6.52%
簡単にまとめると
[+ 編集]
AI(人工知能)が自動でデータを収集・分析し、ユーザーに最適なサービスを提供するプラットフォーム
- 2020年には、2000億個のIoT(Internet of Thing)デバイスがつながり、コミュニケーションするようになると言われている。一方で、それらのIoTデバイスを安全にシームレスにつないで、コミュニケーションを行う方法はまだ確立されていない。
- Fetch AIは、ブロックチェーン技術を基盤として世の中のIoTデバイスの情報を集め、自動で売買して分析し、各ユーザーに最も適した情報をAIで自動的に提供できるプラットフォームの構築を目指している。
- イーサリアムをベースとしたブロックチェーンである。
- 具体的には、AIに当たる自律型エージェント(AEA)、オープン経済フレームワーク(OEF)、Fetch Smart Ledgerという3つの技術を用いてこれを実現する。
- Fetch AIの技術が実現すると、例えば旅行をする際にも、航空券やホテル、タクシーの手配などを個々に行う必要がなくなり、AIが自動的に最適なソリューションを提供することができる。
- 略称はFETとなる。
※日本語字幕の表示方法: 設定⚙ → 字幕 → 自動翻訳 → "日本語"を選択
何がすごいのか?
[+ 編集]
あらゆるデータを売買できるようになる
- AIを活用することで、データを集めて、分析し、インサイトを出すことができるため、データ自体に大きな価値が生まれる。例えば、車のワイパーとウォッシャーの動きから、路面の状況や天気を予測することができる。
- ユーザーはFetch AIを通じて、デバイスのデータを売買することができるようになり、これまで価値として見られていなかったあらゆるデータが価値を持つようになる。
- こうしたデータの取引は、Fetch Tokenを通じて行われ、取引が行われるほど、Fetchのエコノミーは拡大することとなる
AIが自動で必要なデータを集め、分析し、必要な情報を提供してくれる
- 現在でも、情報はいたるところに溢れているが、それらのデータを組み合わせて価値ある情報を抽出する作業は、人の手によって行われている。
- Fetch AIでは、世の中にあふれるデータの中から、機械学習を活用して自動で必要なデータを抽出・分析し、各ユーザーにとって価値ある情報を提供することができる。
どんな技術か?
[+ 編集]
自動で学習する自律型エージェント(AEA)を提供
- AEAは、Autonomous Economics Agentsの略であり、世の中に分散するデータをつなぎ合わせ、自動で学習し、インサイトを提供するAIである。仮想通貨を用いることで、データの交換、分析、提供を可能にする。
- 従来のように、人間が必要なデータを抽出して、分析等を行うのではなく、AEAというエージェントが自律的に学習・行動することがポイント。
オープン経済フレームワーク(OEF)でデータ処理を効率化
- AEAはデータを処理することができるが、元となるデータの中から意味があり、必要とされるデータを抽出する必要があある。OEFは、データに対して地理的位置と経済的な位置を決定し、AEAがより効率的にデータを収集、分析、提供することを可能にする。
独自の分散型台帳Fetch Smart Ledgerを採用
- Fetch Smart Ledgerは、複数のブロックチェーンを持つ分散型台帳(DLT)である。通常のブロックチェーンと異なり、複数のチェーンを同時に処理(並列処理)することができるため、取引処理の負荷を分散し、より多くの取引をさばくことができる。
- またFetech Smart Ledgerでは、UPoW(Useful Proof of Work)と呼ばれる独自の承認アルゴリズムを採用。これは通常のPoWに加え、ブロック承認ができなかったマイナーでも他の規模の小さな計算・承認処理が行える仕組みである。UPoWでは、処理能力(マイニング能力)の低いデバイスであってもマイニング報酬が得られるため、消費電力の消費を抑えることができる。
開発状況
- スター : 29
- フォーク : 17
- ウォッチャー : 12
- イシュー : 17
- コントリビューター : 12
- 1ヶ月のコミット : 2
誰がつくっているのか?
[+ 編集]
Humayun Sheikh (CEO, Co-founder)
- AlphaGoをつくったことで有名なDeepMind社の創業者兼投資家。その他にも、機械学習とAIを用いたスタートアップitzMeとuVueの創業者兼CEOを務めた実績を持つ
- パキスタンのNED工学技術大学電気電子工学科卒
Toby Simpson (CTO, Co-founder)
- Humayunと同じ元DeepMind社のHead of Software Design。Defcon5, Creatures等のビデオゲームのディレクターでもある。
経営陣インタビュー
これまでの実績
[+ 編集]
- 2019/2 Binance Launchpad第2弾としてICO を行い、$6Mを調達
- 2019/3 BinanceでFetch.AI(FET)の取引が開始、ICOの価格から4倍に高騰
- 2020/1 大学と共同で機械学習によるエネルギー使用の最適化を目指す実験を開始
今後の将来性は?
[+ 編集]
議論になっていること
[+ 編集]
次にみるべき記事
[+ 編集]
Fetch.ai(FET)が買える取引所の一覧
取引所 | 24H 取引量シェア |
---|---|
Binance
![]() |
40.31% |
AscendEX (BitMax) | 38.58% |
Coinbase
![]() |
6.98% |
Kucoin
![]() |
6.96% |
Bitvavo | 4.28% |
最近更新された仮想通貨情報
公式情報
公式サイト :
https://colearn-paint.fetch.ai/vote
Twitter :
https://twitter.com/fetch_ai
Github :
https://github.com/fetchai
Fetch.aiに設定されているタグ
この記事について
-
執筆者 :
- 最終更新日 : 2021年1月28日 (編集履歴)