ゼロエックス / 0x Protocol (ZRX)の編集履歴#16
- 作成日時 : 2021/5/15 08:49
- ユーザ名 : zakzakfukugyo
- 獲得ポイント : 900
-
編集内容 :
次に見るべき記事
- イーサリアム上にDEXでDappな「ZooMeX」を作りました。
イーサリアム上にDEXでDappな「ZooMeX」を作りました。
:0xを使ってDEXを立ち上げたGunosyエンジニアOsukeさんのブログ記事- 【仮想通貨】トークン経済の裏方「0xproject」に注目。 : まだ東京で消耗してるの?:イケダハヤト氏のブログ記事
- オフチェーンとは <初心者向け> ブロックチェーンの次なる技術
- 0xの公式Wiki
- ホワイトペーパー
記事全体
簡単にまとめると
イーサリアムベースの仮想通貨(トークン)を売買できる分散型取引所(DEX)が構築できるプロトコル
- 分散型取引所(DEX)とは、中央管理者がおらず、ブロックチェーン技術を用いて無人で運営されている次世代の取引所。DEX自体は資産を保有しないため、ハッキングによるリスクがない点が特徴。(秘密鍵はユーザーが管理することになる)
- DEXはすでにいくつも存在しているが、従来のDEXには、流動性が低い、手数料が高いという2つの大きな問題があった。
- 0xは、イーサリアムベースの通貨を対象に、様々なDEXの売買情報を集約することで流動性を高め、また主要な処理以外をオフチューンと呼ばれるブロックチェーン外で行なうことで取引の手数料を下げることを可能にした、”DEXのプロトコル”である。
- つまり0xのプロトコルを用いて構築されたDEXは、それぞれが0xを介してつながり、流動性を高めることができる。
- 略称はZRXとなる。
何がすごいのか?
分散型取引所(DEX)の流動性が低くなる問題を解決
- 中央集権型の取引所に比べると、各DEXは規模が小さく、取り扱う通貨の流動性も低くなりがちであり、結果として売買が成立しない、また取引所間で価格の乖離などが生じている。
- 0xは、各DEXの取引高や売買数をまとめて管理し、取引をマッチングさせることで、流動性を高める仕組みである(0xのプロトコルを用いてDEXを構築すると、情報を共有できるようになる)。
- 但し、0xが扱うのはERC-20やERC-721と呼ばれるイーサリアムベースのコインとなる。
- すでに Rader 、 Paradex など、10以上のDEXが0xのプロトコルを用いて構築されている。
トークン間の取引手数料を無料にしている(トークン同士を直接交換できる)
- 従来の取引所では、あるトークンAを別のトークンBと交換する場合、一度トークンAを基軸通貨(ビットコインやイーサリアム等)に変換してから取引を行う必要がある。(トークンA→基軸通貨→トークンB)
- そのため基軸通貨に変換する際に手数料がかかってしまうというデメリットがあった。
- 0xでは、直接トークンAとトークンBを交換できるため、基軸通貨にする必要がなくなり、手数料が発生しない。
0xを用いてDEXアプリケーションを自由に構築可能
- 0x自体はプロトコルであり、このプロトコルの上にDEXアプリケーションを構築することが可能だ。
- すでにいくつものアプリケーションが公開されている 。
0x Instantにより、既存アプリに簡単に仮想通貨売買機能を組み込むことができる
- 0x Instatとは、数行のコードを埋め込むだけで、簡単に0xの売買機能を組み込むことができる機能だ。
- 例えば仮想通貨のウォレットアプリ内に組み込むことで、自身が保有する通貨を簡単に0xが取り扱う他の通貨に交換することができる。
どんな技術か?
リレイヤー(中継者)により、取引情報を集約し流動性を高めている
- リレイヤーとは、0xプロトコルを用いて作成されたアプリ、つまり(多くの場合)DEX自体を意味する。
- 0xのシステムでは、各リレイヤー(DEX)が売買情報を0xへ中継し、0xのブロックチェーン上へ売買情報が集約される形となっている。
- この集約された売買情報を各DEXで共有することで、流動性が高まっている。
- リレイヤー(DEX)は、その役割の対価として、ユーザーから手数料を報酬(0xのZRXトークン)として受け取る形になっている。
オフチェーンを活用することで、取引時間と手数料を削減
- 従来のDEXでは、決済(トークンの交換)だけでなく、オーダー(売買の注文、キャンセル、修正等)もブロックチェーン上(オンチューン)で行っていたため取引承認に時間がかかり、それぞれのアクションにも手数料が発生していた。
- 0xは、ブロックチェーン上に記録する情報を決済に絞り、オーダーの情報はオフチューンと呼ばれるブロックチェーン外で処理。
- これにより取引が集中してもブロックチェーンでの処理詰まりが起こらないため、大量の取引に対応でき、またオーダーの度に発生していた手数料もなくなる。
誰が作っているのか?
Will Warren(Co-Founder&CEO)
- カリフォルニア大学院で機械工学科を卒業後、ロスアラモス国立研究所で応用物理学の研究を行っていた。
- 博士課程を途中で中退し、イーサリアムへの開発に注力した。
これまでの実績
-
2017/6
- 0xプロジェクトのローンチ
-
2017/7
- 0xの開発ロードマップ公開
-
2017/8
- ICOを行い2400万ドルを調達
-
2017/9
- Binanceに上場
-
2017/10
- 0xポータルの公開
-
2018/2
- 0xのプラットフォーム構築技術の公開
-
2018/9
- 0xプロトコル v2.0のローンチ
- 2018/10
- 2018/12
次に見るべき記事
- イーサリアム上にDEXでDappな「ZooMeX」を作りました。
- :0xを使ってDEXを立ち上げたGunosyエンジニアOsukeさんのブログ記事
- 【仮想通貨】トークン経済の裏方「0xproject」に注目。 : まだ東京で消耗してるの? :イケダハヤト氏のブログ記事
- オフチェーンとは <初心者向け> ブロックチェーンの次なる技術
- 0xの公式Wiki
- ホワイトペーパー