バイナンスコイン / BNB (BNB)の編集履歴#1

世界最大の仮想通貨取引所Binance（バイナンス）が発行した取引所活性化のための仮想通貨

• Binanceは、ビットコインの24時間取引量が約$110Mと圧倒的な規模を誇る世界最大の仮想通貨取引所と言われている（２位のBitfinexは、約$38M）
• BNB(バイナンスコイン)は、Binanceでの取引手数料や、上場候補通貨の人気投票、ICOの購入に利用することができるEthereumベースの通貨である（ERC20トークン）。ユーザーがBNBを活用することで、Binance全体の取引が活発になることを目的としている
• Binanceが今後開発予定の分散型取引所（DEX）の基軸通貨の一つとなることも期待されている

Binanceで、BNBで取引料を支払うと、大きな割引を受けることができる

• BNBはBinance内での取引を活性化する目的で発行されているため、BNBで取引手数料を支払うことで、下記の割引を受けることができる。
  • １年目：50％
  • 2年目：25％
  • 3年目：12.5％
  • 4年目：6.75％
  • 5年目：0％
• Binanceの通常の取引手数料は取引額の0.1%であるため、例えば１年目であれば、その手数料は0.05%(=0.1% x 50%)となる

Binanceの上場候補通貨の人気投票を行うことができる（現在休止中）

• Binanceでは、Community Coin of the Monthと呼ばれる上場させたい仮想通貨の人気投票が行われていたが、この投票にBNBが用いられていた（0.01BNB/投票）
• 投票で集められたBNBはBinanceによってプールされ、投票終了後に当選者500人に対して配布される形

Binanceで実施されるICOで利用できる

• Binanceには、LaunchPad Programと呼ばれるICOが行われるプラットフォームが存在する
• ユーザーは、このICOの買い付けにBNBを利用することができる。ICOの場合、供給量が決まっているため、購入は先着順となる。

定期的に供給量が減るため、価値が高まっていく

• BNBの発行元であるBinanceは、四半期毎に利益の20%を用いてBNBを買い戻し、BNBを使用不可（バーンと呼ばれる）とすることで、市場のBNB供給量を下げ、その希少性が高まる仕組みをとっている
• BNBの発行枚数は2億枚だが、全発行量の50%にあたる１億枚となるまで、買い戻しを続ける（BNBをバーンし続ける）予定である

Binance以外のサービスでも、すでに利用されている

• BNBは、Binance取引所内での利用がメインだが、動画配信サイトのUplive内でバーチャルギフト購入に利用されたり、Visaカード・モバイルアプリを提供するCrypto.comにて利用可能となっている

今後Binanceが開発予定の分散型取引所(DEX)の基軸通貨になり得る

• Binanceは、現在中央管理者（=Binance）が存在する仮想通貨取引所であるが、将来的には管理者が存在しない分散型取引所（DEX）を構築予定
• BNBは、そのDEXにおいて一つの基軸通貨、またGas（手数料）として利用される可能性がある

BNBは、EthereumベースのERC20トークンである

• ERC20とは、Ethereumのブロックチェーンを利用して作成されたトークンの技術的な統一規格である。BNBはEthereumベースのトークンであり、ERC20に準拠している
• 通常トークンは専用のウォレットが必要になるが、ERC20に準拠したトークンは、イーサリアムに対応したウォレットで管理することが可能である

総発行枚数の40%がBinanceチームへ割り当てられている

• BNBの総発行枚数は2億枚であるが、その40%にあたる8000万枚がBinanceチームへの報酬として割り当てられている
• 8000万枚の内訳は、35%がBinanceプラットフォームの開発、50%がBinaceのブランディングおよびマーケティング、15%が将来起こりうる緊急時のための貯蓄となっている

• 2017/7
  • BinanceがBNBのICOを実施

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