Blockstack (STX)の編集履歴#13
- 作成日時 : 2021/6/12 13:31
- ユーザ名 : sdmcf579
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編集内容 :
これまでの実績
- 2017年11月6日から12月1日という短期間のトークンセールスにて、目標調達金額の50億円の資金調達に成功しました。
- 2019年8月22日には、株式会社リクルートホールディングス子会社であるRPS Blockchain Tech Fund.Ltd.を通じ出資を受けたことで話題にもなりました。
- 2021年6月12日 Stacksは韓国の決済プラットフォームのPaycoinと提携、Paycoinアプリ内からSTXでの決済が可能になることを発表
簡単にまとめると
分散型コンピューティングネットワークを提供
- 既存のクラウドコンピューティングサービス(AWS等)は、⼤⼿企 業が、すべてのユーザーデータを保存しており、⼤量のデータ漏洩やユーザーのプライバシーの侵害など、いくつかの 問題が⽣じている。
- Blockstackは、ブロックチェーンを活用することで、あらゆるデータやアイデンティティがユーザー自信のコントロール下に置くことができるプラットフォームを提供している。
- Blockstackは、非常に安全性の低い多くのブロックチェーンを使用する代わりに、PoXを採用し、新しいブロックチェーンを非常に安全なPoWブロックチェーン(ビットコインブロックチェーンなど)に固定することができるモデルを提供します。またPoXは初期の参加者にインセンティブを提供し、初期の参加者から新しいブロックチェーンを保護することを奨励しています。
- 「非中央集権型アプリを使用しユーザーのデータを自分自身で管理することができる」プロジェクトで、分散型アプリを簡単に構築することを目標に、分散型アプリやスマートコントラクトを構築するためのオープンソースで開発者に優しいネットワークの提供を目指している。
- 仮想通貨のコンセンサスアルゴリズムは一般的に、「Proof-of-Work(PoW)」や「Proof-of-Stakes(PoS)」が挙げられます。Blockstackは「Proof of Transfer(PoX)」という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。このPoXは、確立されたブロックチェーンであるPoW基盤の仮想通貨を使用して新しいブロックチェーンを保護するマイニングメカニズムです。
- すでに100を超える開発者が、Blockstackのプラットフォーム上でアプリを開発した実績がある。
- リクルートが2019年8月に投資した事で話題となった。
- Blockstackは、SEC(米国証券取引委員会)に正式に承認され、様々なベンチャーキャピタル(VC)やファンドから多額の資金を調達することに成功しています。
- 最大供給数量は、856,264,215STXとなります。
- 略称はSTXとなる。
何がすごいのか?
- Stacksはビットコインをプログラム可能にし、ビットコインのすべての力を継承する分散型アプリとスマートコントラクトを可能にします。
どんな技術か?
誰が作っているのか?
これまでの実績
- 2017年11月6日から12月1日という短期間のトークンセールスにて、目標調達金額の50億円の資金調達に成功しました。
- 2019年8月22日には、株式会社リクルートホールディングス子会社であるRPS Blockchain Tech Fund.Ltd.を通じ出資を受けたことで話題にもなりました。
- 2021年6月12日 Stacksは韓国の決済プラットフォームのPaycoinと提携、Paycoinアプリ内からSTXでの決済が可能になることを発表
今後の将来性は?
- 米SEC承認の仮想通貨Blockstack、バイナンスに上場へ 取引所として初の事例
- Blockstackが次のパラダイムをけん引する4つの理由=George Gilder氏
- リクルート、ブロックチェーン技術による分散コンピューティングネットワークの「Blockstack社」へ出資
クラウドコンピューティングサービスに対抗する?
Blockstackは、「非中央集権的なデータの管理方法」を提供しています。
なので、もし中央集権的サービスでよければ、既存のクラウドコンピューティングサービスを利用すればOK。
クラウドコンピューティングとは、ネット上に保存領域などのインフラを提供するサービスのこと。
近年では多くのWebサービス開発を行う企業が、Amazonが運営する「Amazon Web Service」、Microsoftが運営する「Azure」Googleが運営する「Google Cloud Platform」などのクラウドコンピューティングを利用しています。
しかし、「絶対に流出してはいけない機密データ」は、これらのクラウドコンピューティング上に保存することはできません。
こうした事情により、制限されているWebサービス開発も多くあると想像されます。
もしBlockstackが普及すれば、AmazonやMicrosoft、Googleといった中央集権的な企業に依存しないデータの管理方法が確立され、より高度なセキュリティが求められるデータの管理や、それらを含むWebサービス開発が可能となります。
Blockstackでは、今後、DAppsをもっと簡単に構築できる環境の提供も目指しているとのこと。
今後、Amazonのクラウドコンピューティングと同じくらい使いやすくなれば、Blockstackへのシフトは進みそうですね。
付け加えると、Blockstackは非中央集権的なデータ管理方法なので、万が一ハッキングを受けてデータが流出した場合、責任がどこにあるのかを特定しにくくなります。
今後は、そのあたりのルール作りが課題になりそうですね。
Blockstackは規制当局SECのレギュレーションA +に認定
Blockstack(ブロックスタック/STX)は、米国の規制当局SECのレギュレーションA +に認定されています。
これによりBlockstackは、2019年7月に「世界初の規制に準拠した仮想通貨ICO」を実施しました(ICOの規模は2,800万ドル/約30億円)。
これは非常に大きなニュース。
「SECに仮想通貨プロジェクトが認められた史上初の出来事」なので、まさに歴史的瞬間ですね。
そもそも、ICOの多くは「有価証券」に該当します。
たとえば有価証券の一種としては「株」がありますよね。
株は「一部上場」「二部上場」などと分けられているように、審査を経て初めてマーケットに上場し、取引が可能になります。
しかし仮想通貨のICOはそれをすっ飛ばして、本来「有価証券」に当たるものを直接投資家に販売していた実情があるのです。
そんな中、上記のように「SECの許可を経てから」販売する健全なICOが出てきました。
とはいえ、これには非常に高いハードルが課せられているので、Blockstack以前にはそうしたプロジェクトは存在しませんでした。
2019年8月、株式会社リクルートホールディングスが子会社「RPS Blockchain Tech Fund.Ltd.」を通じ、Blockstackに出資したことも明らかになっています。
Blockstackの高い信頼性は、規制当局だけではなく、大手企業も注目しています。