ディセントラランド / Decentraland (MANA)の編集履歴#5

  • 作成日時 : 2019/5/8 22:40
  • ユーザ名 : hiroshiXPS
  • 獲得ポイント : 0
  • 編集内容 :

    これまでの実績

    • 2017/11 ICOで$24Mを調達
    • 2017/12 初めてLANDのオークションが開催された
    • 2019/2 大手携帯メーカーHTCと提携
    • 2019/4 SDK6.0 Betaをリリース
記事全体

簡単にまとめると

アイテム売買が可能な分散型バーチャルリアリティ(VR)プラットフォーム

  • Decentralandは、イーサリアムのブロックチェーンをベースとした、バーチャルリアリティ空間のゲーム
  • LANDと呼ばれる3Dバーチャル空間内でアイテムをつくったり、売買することができる。ゲーム内のデジタル資産(アイテム)は、全てイーサリアムのスマートコントラクトで管理されており、ユーザーが所有権を持つ
  • ゲーム内のデジタル資産はDecentralandのトークンであるMANAを用いて、専用のマーケットプレイス内で売買することができる
  • 2019年4月現在、バーチャル空間のLAND自体は開発中であり、LANDへアクセスすることはできない。今後、モバイル、PCブラウザ、VRヘッドセットを通じてアクセスできるようになる予定
  • LANDにはアクセスできないが、パーセル(Parcels)と呼ばれるLANDを分割した1区画の空間は、作成、売買することが可能。パーセルの大きさは16m x 16m(or 52ft x 52ft)で規定されている

何がすごいのか?

3Dバーチャル空間LAND内でアイテムを生成し、実際に売買することができる

  • LANDでは、基本的にパーセルと呼ばれるLANDの1区画をカスタマイズすることで、独自のアイテムを生成することになる。パーセルは、16m x 16m(or 52ft x 52ft)で規定されたバーチャル空間内の土地であり、x,yでその座標が設定されている
  • ユーザーは、自分が所有するパーセルを3Dモデル、画像、動画、音声などを用いて自由にカスタマイズすることができ、カスタマイズしたパーセルをDecentralandのマーケットプレイスを通じて他のユーザーは販売することができる

LANDで生成したアイテムは、スマートコントラクトによりユーザーが保有できる

  • Decentralandはイーサリアムのブロックチェーン上に構築されているため、すべての情報はスマートコントラクトを用いて、ブロックチェーン上で承認され記録される
  • そのため、それぞれのパーセル、アイテムの所有者は明確にそれぞれのユーザーとなっており、運営側が勝手に変更、削除などを行うことはできない

どんな技術か?

ERC721に準拠したイーサリアムベースのブロックチェーン

  • Decentralandは、独自のブロックチェーンではなく、既存のイーサリアムブロックチェーンをベースに開発されている
  • ERC721は、NFT(Non-Fungible Token)を扱うことができるスマートコントラクトの規約の一つである
  • このため、LAND内で実行されるスマートコントラクト(パーセルの所有者の変更等)は、全てイーサリアムのブロックチェーン上で承認され、記録される仕組みである

NFT(Non-Fungible Token)を用いており、それぞれのパーセルは固有のものである

  • NFTとは、非代替性のあるトークンを意味し、それぞれが固有で、代替不可能なトークンである。逆にビットコインのように、他のトークンと価値が同じで代替可能なものは代替性のあるトークン(Fungible Token) と呼ばれる
  • LAND内の区画を意味するパーセルはそれぞれが固有で代替不可能となっているため、NFTとなる
  • 類似のNFTで有名なものとしては、CryptoKittiesCryptoPunks等がある

パーセルの価値を安定化させるため、パーセル数は固定されている

  • パーセルが際限なく無限に作成可能な場合、パーセルが市場に大量に出回ってしまうため、価値は安定しない
  • そのため、バーセルの数は、MANAの発行上限数と同じに設定されており、各パーセルの価格安定性を担保している

誰が作っているのか?


これまでの実績

  • 2017/11 ICOで$24Mを調達
  • 2017/12 初めてLANDのオークションが開催された
  • 2019/2 大手携帯メーカーHTCと提携
  • 2019/4 SDK6.0 Betaをリリース