モネロ / Monero (XMR)の編集履歴#8
- 作成日時 : 2020/4/18 11:45
- ユーザ名 : kazu_lucky21
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編集内容 :
簡単にまとめると
決済情報が第三者にわからないよう匿名化された仮想通貨
既存の銀行やビットコインなどの仮想通貨を用いた決済では、送金主、送金相手、取引額といった情報が誰でも閲覧可能となっており、プライバシーは保護されていなかったモネロ(Monero)は、リング署名とよばれるデジタル署名技術を採用しており、取引情報が第三者から追跡できない仕組みとなっており、匿名性が非常に高い(特定の相手に対して、取引情報を公開することが可能)その匿名性の高さから、違法取引が行われるダークウェブなどで用いられる等、犯罪に悪用されるという問題も発生している既存の銀行やビットコインなどの仮想通貨を用いた決済では、送金主、送金相手、取引額といった情報が誰でも閲覧可能となっており、プライバシーは保護されていなかった
モネロ(Monero)は、リング署名とよばれるデジタル署名技術を採用しており、取引情報が第三者から追跡できない仕組みとなっており、匿名性が非常に高い(特定の相手に対して、取引情報を公開することが可能)
その匿名性の高さから、違法取引が行われるダークウェブなどで用いられる等、犯罪に悪用されるという問題も発生している
記事全体
簡単にまとめると
決済情報が第三者にわからないよう匿名化された仮想通貨
既存の銀行やビットコインなどの仮想通貨を用いた決済では、送金主、送金相手、取引額といった情報が誰でも閲覧可能となっており、プライバシーは保護されていなかった
モネロ(Monero)は、リング署名とよばれるデジタル署名技術を採用しており、取引情報が第三者から追跡できない仕組みとなっており、匿名性が非常に高い(特定の相手に対して、取引情報を公開することが可能)
その匿名性の高さから、違法取引が行われるダークウェブなどで用いられる等、犯罪に悪用されるという問題も発生している
何がすごいのか?
匿名性が高く、誰がどのアドレスにいくら送金を行ったのか追跡できない
- 例えば、ビットコインの場合、どのアドレスからどのアドレスにいくら送金を行ったのかの情報を第三者が閲覧することができる(アドレスから個人を特定することはできない)
- モネロでは、リング署名とステルスアドレスという技術を用いて、取引履歴が追跡できないことに加え、第三者が取引内容を閲覧できない仕組みとなっており、取引が匿名化されている
取引情報を格納するブロックサイズに制限がなく、高速(処理時間は約2分/取引)
- ビットコインでは、ブロックサイズが1MBと決まっているため、一度に取引できるデータ量に制限が存在する
- 一方、モネロではブロックサイズに制限が存在しないため、大量の取引を一度に処理することが可能であり、非常に高速である
どのPCからでもマイニング可能
- ビットコインでは、ASICと呼ばれる専用のマイニングコンピュータでマイニングが可能であるため、このASICを大量に保有する一部の企業や団体がマイニングを独占してしまっている
- モネロが採用するCrypro Nightと呼ばれるアルゴリズムは、ASICに対応していないため、通常のPCを用いて誰もが簡単にマイニングを行うことが可能
- そのため、特定の企業や団体にマイニングシェアを独占される可能性が低い
多くのエンジニアが開発をサポートしている
- モネロプロジェクトには、30人のコアエンジニアを含む、500人を超えるエンジニアが参加しており、非常に開発コミュニティが強い
- Monero’s Research Lab などの研究組織も存在し、頻繁に情報発信を行っている
どんな技術か?
複数の取引をまとめて署名するリング署名技術により、取引履歴を追跡不可にしている
- 従来の電子署名では、送金主が秘密鍵で取引情報に署名を行うため、だれが送金を行ったのか特定されてしまう
- モネロは、CryptoNoteと呼ばれる取引承認アルゴリズムを採用しており、このCryptoNoteにリング署名と呼ばれる技術が実装されている
- リング署名では、複数の取引をまとめて秘密鍵で署名を行うため(5人の送金主がいる場合、5人の秘密鍵でまとめて署名する)、各個人の取引情報を追跡することはできない
ステルスアドレスにより、匿名性を担保
- モネロで送金を行う場合、受信者はワンタイムアドレスと呼ばれる、その送金専用アドレスと専用の鍵(送金者との共有鍵)を生成する。ワンタイムアドレスは、受信者の公開アドレスとはリンクされておらず、ワンタイムアドレスから受信者のアドレスを特定することはできない
- 送金者は、上述の共有鍵を用いてワンタイムアドレスへ送金を行い、受信者は同じく共有鍵を用いて送金を受け取ることができる
- 共有鍵をもっていないとワンタイムアドレスを見ることはできないため、第三者が取引情報を閲覧することはできない
誰が作っているのか?
これまでの実績
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2014/4
- Bitcointalk forumのユーザー”thankful_for_today”がBytecoinをフォークする形でモネロが誕生
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2016/9
- 日本の大手仮想通貨取引所Coincheckで取扱開始
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2017/7
- ダークウェブサイト上で、盗品のクレジットカードや銃などがモネロで売買されていたため、大手ダークウェブサイトの2つが閉鎖になる
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2018/6
- Coincheckが匿名性の高い通貨を扱わないという方針から、モネロの取扱を廃止
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2018/10
- Beryllium Bulletと呼ばれるハードフォークが行われ、取引手数料が90%削減された
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