ステラ / Stellar (XLM)の編集履歴#24
- 作成日時 : 2021/2/3 12:58
- ユーザ名 : THX12596292
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何がすごいのか?
国際送金スピードが約5秒と高速
- 個人の少額送金を目的としているため、送金速度を重視している
。 - 現在の主要通貨であるビットコインでの送金速度が10分程度なのに対し、ステラの送金速度は約5秒と高速である
。
送金手数料は実質無料となっている
- ステラネットワークを用いて国際送金を行った場合、手数料は0.00001XLM(約0.0001セント)であり、実質の手数料は無料である
。
大手金融コンサル会社のデロイト、IBM等、多くの企業と提携している
- ステラは2017年に大手IT企業のIBMと提携。国際送金をほぼリアルタイムで実行できるブロックチェーン・バンキング・ソリューションを発表した
。 - IBMに続き、デロイト、免許送金業者のTEMPO、大手決済サービスのStripe等、多くの企業と提携を行っている
。
非営利団体であるステラ財団(Stellar Development Foundation)が開発を行っている
- ステラ創業者Jed McCalebが設立した団体。ステラ総発量の5%を運営資金として保有している
- 透明性やガバナンスを重視しており、以下の項目が 公開されている Lumen配布プログラムの詳細/仕組み
- 直接サインアッププログラムに参加した個人の総数と配布されたルーメンの数
- パートナーシッププラグラムとStellar Build Challengeの詳細と進捗状況
- ビットコインプログラムの詳細と進行状況
- 財団が保持するLumen数
- 個人の少額送金を目的としているため、送金速度を重視している
記事全体
簡単にまとめると
個人間送金の国際送金を無料かつ高速化(約5秒)する仕組み
- ある通貨Aから別の通貨Bの国際送金を行う場合、既存の仕組みでは、別の銀行を経由したり、別の通貨Cへ両替する必要があるなど、プロセスが複雑なために、時間がかかる、手数料が高い、送金失敗など、様々な問題があった
- Stellar(ステラ)は、異なる通貨の国際送金(例:日本から円をアメリカにドルで送金)を約5秒で実現することに成功。手数料も0.0001セントと実質無料となっている。180を超える法定通貨に対応
- ステラはRipple(リップル)のCo-founder/元CTOであるJed McCalebが開発しているため、国際送金という点で似ているが、リップルが金融機関や企業同士での送金を想定しているのに対して、ステラはあくまで個人間での送金を想定して開発されている
- またステラのネットワークには管理者が存在せず、完全な非中央集権型になっている点もリップルと大きく異なる。
- 主に国際送金の手数料などで苦しんでいる、フィリピン、インド、西アフリカ等、途上国を含め地域に積極的にサービス展開を行っている
- ステラが発行する仮想通貨をLumen(ルーメン、略称XLM)と呼ぶ
- 略称はXLMとなる
何がすごいのか?
国際送金スピードが約5秒と高速
- 個人の少額送金を目的としているため、送金速度を重視している
- 現在の主要通貨であるビットコインでの送金速度が10分程度なのに対し、ステラの送金速度は約5秒と高速である
送金手数料は実質無料となっている
- ステラネットワークを用いて国際送金を行った場合、手数料は0.00001XLM(約0.0001セント)であり、実質の手数料は無料である
大手金融コンサル会社のデロイト、IBM等、多くの企業と提携している
- ステラは2017年に大手IT企業のIBMと提携。国際送金をほぼリアルタイムで実行できるブロックチェーン・バンキング・ソリューションを発表した
- IBMに続き、デロイト、免許送金業者のTEMPO、大手決済サービスのStripe等、多くの企業と提携を行っている
非営利団体であるステラ財団(Stellar Development Foundation)が開発を行っている
- ステラ創業者Jed McCalebが設立した団体。ステラ総発量の5%を運営資金として保有している
- 透明性やガバナンスを重視しており、以下の項目が 公開されている Lumen配布プログラムの詳細/仕組み
- 直接サインアッププログラムに参加した個人の総数と配布されたルーメンの数
- パートナーシッププラグラムとStellar Build Challengeの詳細と進捗状況
- ビットコインプログラムの詳細と進行状況
- 財団が保持するLumen数
どんな技術か?
ステラのネットワークは、送受信するユーザー、分散台帳サーバー、取引を仲介するアンカーの3者から成り立っている
- インターネットと同様に、取引を記録するステラの分散台帳サーバーは世界中に分散して存在している。これらのサーバーはステラの全ての取引情報を記録しており、2〜5秒ごとに全サーバーが情報を同期している。
- ユーザーが送金した通貨は、まず取引の仲介者であるアンカーによって、ステラネットワーク内で流通するクレジットに変換され、ネットワークに取り込まれる。
- ステラネットワーク内には、このような取引クレジットが集まっており、このネットワーク内で自動的に最も良いレートで両替が行われる(例:100円クレジットが$1のクレジットに変換される)。そして両替されたクレジットが、送金先の口座に送金され、この情報は上述の分散台帳サーバーに記録される仕組みとなっている。
- アンカーはユーザーのクレジットを保存するため、信頼のできる団体に限られる。リアルの世界の銀行をイメージするとわかりやすい。
独自の承認アルゴリズムSCP(Stellar Consensus Protocol)を実装し、チェーン分岐のリスクを抑えている
- 類似の国際送金を実現する通貨であるリップルでは、Ripple Ledger consensusと呼ばれるアルゴリズムを用いているが、これはブロック承認者の80%以上の合意によってブロックが承認される仕組みとなっている。そのため、80%以上の合意形成がなされない場合、チェーンが分岐してしまうという課題があった。
- SCPでは、ブロック承認の条件を80%以下に引き下げることで、チェーン分岐のリスクを抑えている。
ステラには発行上限がなく、毎年1%ずつ新規発行されるため、価格が急騰しづらい
- ステラのローンチ時の発行枚数は1000億枚であるが、毎年1%(約10億枚)ずつ新規発行される仕組みとなっている。
- そのため、発行上限が決まっているリップル等と比較すると、コインの価格高騰が起こりにくい。特にリップルは消費されることで通貨が減少していく仕組みとなっているため、ステラがインフレ通貨なのに対し、リップルはデフレ通貨である。
- また発行通貨の内、ステラ本体が保有する通貨はわずか5%(95%が流通している)ため、流動性も高い。
誰が作っているのか?
Jed McCaleb(創設者)
- Mt.Goxの創業者かつ元Ripple(リップル)のCo-founder/CTO
- 2010年に設立したMt.Goxは2011年3月に売却、その後にリップルの開発に移行している
- 2018年には、保有するリップルの価値が$20Bを超え、世界長者番付で40位にランクインしている
これまでの実績
- 2014/7
Rippleの元CTOであるJed McCalebが弁護士のJoyce Kimと共にStellar(ステラ)ネットワークをローンチ。
同時にステラの開発・運営を行うステラ財団(Stellar Develepment Foundation)をStripeのCEOであるPartick Collisonと共に設立。この関係で、Stellarはシードラウンドで$3MをStripeから出資を受けている。
ステラの通貨単位は当初Stellarであったが、その後LumensもしくはXLMに名称変更している。
- 2015/1
ステラネットワークの登録ユーザー数が300万人を突破し、時価総額は$15Mを超えた。
- 2015/4
ステラ財団が新たなコンセンサスアルゴリズムSCPを実装したアップデートプロトコルをリリース。
- 2018/1
ロードマップが公開され、その中にSDEXという非中央集権型取引所の開設を目指す意向を示している。
- 2019/10
コミュニティ投票でこの供給量を増やす仕組みを廃止することを決定。
- 2019/11
発行量の約50%(550億XLM)をトークンバーン。
ステラの発行量は2020年7月時点に50,001,803,812 XLMとなっており。
公開市場で20,463,557,487 XLMが流通している。
今後の将来性は?
- 仮想通貨ステラ、普及目的で史上最大のエアドロップを発表:提携先ユーザーに140億円相当を配布
- 主要な仮想通貨に連動したファンド、リップルやステラは除外
- IBM、ステラ活用の決済システムを発表
- ステラ、決済や資産のトークン化でシャリーア適合認証取得、DLTで初
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