ウェーブス / Waves (WAVES)の編集履歴#16
- 作成日時 : 2021/1/22 11:49
- ユーザ名 : toppesu
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編集内容 :
どんな技術か?
LPoS(Leased Proof of Stake)承認アルゴリズムを採用
- 通常のPoSは、通貨の保有量に応じてマイニングの権利が得られる仕組み
- Wavesでは、このマイニングの権利を持つマスターノードになるためには、10,000Wavse以上を保有する必要があり、10,000Waves未満しか保有しないユーザーは報酬を得ることができない
- しかしLPoSでは、Leasedの名の通り、自身が保有するWavesをマスターノードに貸付けることができる。貸付により総保有量が増えたマスターノードは、より多くのマイニング報酬を得ることとなり、この報酬の一部を貸付してくれた人に返すという仕組み。そのため、保有数がすくないユーザーであっても、報酬を受け取ることができる
Waves NGと呼ばれるアルゴリズムを採用しており高速
- Wavesでは、独自の送金アルゴリズムであるWaves NGを採用しており、1秒間に約100の取引処理を行うことが可能
- Waves NGでは、あらかじめブロックを生成するマイナーを決めておき、そのマイナーが生成するKey Blockと呼ばれるブロックの中に、トランザクションを詰めていくという形を取る。そのため、ビットコイン等と異なり次のブロックの生成を待つ必要がなくなり、取引承認が非常に早くなった。
記事全体
簡単にまとめると
あらゆる通貨をつなぎ相互に取引可能にするプラットフォーム
- 世の中にブロックチェーンを活用した仮想通貨は無数に存在するが、その多さゆえに、流動性が低い、ボラティリティが高いといった問題があり、各通貨が取引しづらくなっている。
- Wavesは、こうした問題を解決するため、仮想通貨はもちろん法定通貨を含めた異なる通貨を容易に取引できるプラットフォームを提供している。独自トークンを発行するプラットフォームである、仮想通貨Nxtからハードフォークして生まれたロシアのブロジェクトである。
- ユーザーはWaves上で独自の通貨を発行することができ、すぐにWavesの分散型取引所(DEX)で取引を行うことができる。異なる通貨間で取引が可能であるため、広く流通していない通貨であっても、すぐに取引が可能。またWavesを介して取引が行われるため、高速かつ手数料も低い。
- またWavesは、スマートコントラクトの機能を有しているため、独自トークンの発行だけでなく、イーサリアムのように独自の分散型アプリ(dApps)を構築することも可能である。
何がすごいのか?
独自のトークンを簡単に発行・ICOすることができる
- Wavesは、CAT(Custom Application Token)機能を提供しており、わずか10分程度で独自トークンを発行することができる
- また発行した独自トークンは、Wavesが運営する分散型取引所(DEX)で取引可能であるため、すぐにICOを行い資金調達を行うことが可能
- 有名な例として、バーガーキングは、Waves上で独自トークンWhoppercoin(WHO)を発行している
法定通貨を含めた異なる通貨を自由に取引できる分散型取引所(DEX)を提供
- Wavesは、Waves上で作成された独自トークン、法定通貨、その他の仮想通貨を相互に取引できる分散型取引所(DEX)を提供
- 流通していないマイナーな仮想通貨を取引する場合、流動性が低い、ボラティリティが高いなどの問題から、取引自体が難しかったが、WavesのDEXを介することで、そういった問題を気にすることなく取引できる
- また通常の取引所と比べて手数料が低く、ブロックチェーンで管理されているため、当然セキュリティも高い
どんな技術か?
LPoS(Leased Proof of Stake)承認アルゴリズムを採用
- 通常のPoSは、通貨の保有量に応じてマイニングの権利が得られる仕組み
- Wavesでは、このマイニングの権利を持つマスターノードになるためには、10,000Wavse以上を保有する必要があり、10,000Waves未満しか保有しないユーザーは報酬を得ることができない
- しかしLPoSでは、Leasedの名の通り、自身が保有するWavesをマスターノードに貸付けることができる。貸付により総保有量が増えたマスターノードは、より多くのマイニング報酬を得ることとなり、この報酬の一部を貸付してくれた人に返すという仕組み。そのため、保有数がすくないユーザーであっても、報酬を受け取ることができる
Waves NGと呼ばれるアルゴリズムを採用しており高速
- Wavesでは、独自の送金アルゴリズムであるWaves NGを採用しており、1秒間に約100の取引処理を行うことが可能
- Waves NGでは、あらかじめブロックを生成するマイナーを決めておき、そのマイナーが生成するKey Blockと呼ばれるブロックの中に、トランザクションを詰めていくという形を取る。そのため、ビットコイン等と異なり次のブロックの生成を待つ必要がなくなり、取引承認が非常に早くなった。
誰が作っているのか?
Sasha Ivanov (Founder & CEO)
- 銀行や公的管理システム、電子決済のプロジェクトを多数手がけてきたロシアの起業家
- 2016年にWaves Platformを創業
これまでの実績
- 2016/4 ICOを行い$16Mを調達
- 2016/6 テストネットのローンチ
- 2016/12 メインネットのローンチ
- 2017/5 Microsoft Azureと提携
- 2017/12 Waves Wallet Beta版をリリース
- 2017/12 WavesNGプロトコルをローンチ
- 2018/6 LPoSアルゴリズムを実装
- 2017/7 ロシア連邦の中央証券保管庫である「NSD」と提携
- 2019/9 分散型取引所WavesDEXが閉鎖