ビットコイン / Bitcoin (BTC)の編集履歴#55
- 作成日時 : 2020/10/6 22:12
- ユーザ名 : toshiyuki0126
- 獲得ポイント : 350
-
編集内容 :
今後の将来性は?
- 金融とブロックチェーンと FinTech の行方
- ビットコインは救世主か破壊者か
- 2020年米大統領選候補、初のBTCライトニングによる政治献金募集を開始
- ツイッターのドーシーCEO「仮想通貨ビットコインはインターネットのネイティブ通貨」現在の課題も指摘
- ウィンクルボス氏「仮想通貨ビットコインは金よりも金として優れている」
- 米ナスダック上場のMicroStrategy、「ビットコインは金よりも安全な投資先」
- 世界初のビットコインETF発売に向けて契約 ブラジルのファンドマネージャーとナスダック
- マイニング可能な仮想通貨ビットコインは残り250万BTCに
- 国内初、東京金融取引所ビットコイン先物取引計画を発表
記事全体
簡単にまとめると
世界中の誰もが、すぐに確実に安全に価値を交換できるようにする
- 円やドル等の既存のお金は、発行している国に強く依存しており、強い国のお金は強く、弱い国のお金は弱いという不平等が発生していた
- 一方で、電子マネー等のネット上のお金は、世界中の人々に届く反面、その独立性や信頼性、安全性に問題があった
- ビットコインは、世界初の特定の管理者がおらず、改ざんが困難で決してシステムがダウンしないインターネット上のお金である
何がすごいのか?
ブロックチェーンという概念を世界で初めて提唱して実行した
- 2008年10月にサトシ・ナカモトと名乗る人物がビットコインの論文を発表し、わずか3ヶ月後にはビットコイン理論を実現するソフトウエアがオープンソースで公開された
- そしてその約1年後の2010年2月には、ビットコイン取引可能な世界最初の取引所が誕生、同年5月にはビットコインによる最初の決済が実行された
- 2018年11月現在、ビットコインの時価総額は12兆円を超えている
低い手数料で、安全、確実に海外送金、決済を実行できる
- 銀行間送金やクレジットカード等と異なり、仲介者が存在しないため、非常に低い手数料で、すばやく、送金・決済が可能
- ブロックチェーン技術を用いているため、情報は世界中のコンピューターのネットワーク上に分散して保存されており、改ざんが極めて難しく、消えることもない
世界で実際にもっとも利用されている仮想通貨
- Expedia、楽天等を皮切りに、世界中のECショップ、実店舗でビットコイン決済が可能になっている
- 日本でも、全国のビックカメラ、リクルート系列の26万店舗、5万店のぐるなび加盟店でもビットコイン決済が導入されている
- 現金をビットコインに両替できるビットコインATMも世界で4000台を超える
どんな技術か?
P2Pネットワークでデータを確実に保持
- P2Pネットワークとは、国や、銀行等の中央管理者が存在せず、世界中のコンピュータ端末同士が結びついて、データを保持するネットワーク
- それぞれの端末が対等にデータを保持しているため、一部が攻撃を受けても全体に影響がない
- 銀行のように巨大なサーバーを必要とせず、システム構築単価も安価である
PoW(Proof of Work)で、データ改ざん、二重支払いを防ぐ
- PoWはコンセンサスアルゴリズム(合意形成の仕組み)と呼ばれ、管理者の存在しないブロックチェーンネットワークにおける、取引の正当性を確認する仕組み
- 具体的には、ネットワーク上にデータを書き込む際、特定の答えを見つけるための膨大な計算(かなりのCPUパワーが必要)の競争を行う この計算作業をマイニング、計算を行うネットワーク上の人をマイナーと呼び、一番先に答えを見つけたマイナーに報酬が入る仕組み
- データの改ざんを行うには、世界中のマイナーの計算能力を凌駕するようなCPUパワー(マイング)が必要だが、事実上不可能であり、失敗すると何も報酬が得られない
- その結果、通常のマイニング報酬の方が経済合理性が高いため、改ざんは非常に起こりづらく、難しくなっている
公開鍵暗号方式により、データを偽造防止
- ビットコインのデータ送受信には、データを暗号化する秘密鍵と、復号化する公開鍵の2つを持つ
- 名前の通り、秘密鍵は送信者のみが保持し、公開鍵は第三者に公開する ビットコインを送金する場合を例に取ると、送信者は秘密鍵でデータを暗号化し、公開鍵を持つ受信者におくる
- こうすることで、当事者どうしでのみ安全に取引を行うことができる
誰が作っているのか?
サトシ・ナカモト(発案者/開発者)
- ビットコインプロトコルと、そのリファレンス実装であるビットコインコア (Bitcoin Core/Bitcoin-Qt) を作ったことで知られる人物の称する氏名。本名であるか、そもそも個人であるかどうかを含め、正体は不明
- ビットコインキャッシュ最大のクライアントであるクレイグ・ライト氏が自称本人だと名乗っている
Hal Finney(初期開発者)
- 2009年1月に世界で初めてビットコインの送金を受け取った人物
- 暗号化研究の専門家であり、暗号化のメーリングリストに送られてきたサトシ・ナカモトの論文に興味をもった最初のユーザー
- 最初のビットコインを受け取ってから9ヶ月後、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患い、2014年8月に58歳で他界
- サトシ・ナカモトの正体は、Hal Finneyとも囁かれる
Martti Malmi(初期開発者)
- ビットコインの初期開発者で、2009年から2011年にかけて深く携わったと言われている
- ヘルシンキ工科大学2年生の頃からビットコインプロジェクトに関わり、サトシ・ナカモトからビットコインウェブサイトの全件を委ねられた
- 世界で初めてドルとビットコインの取引をした人物
Roger Ver(投資家)
- ビットコイン関連スタートアップの投資家。2011年初頭にビットコインへ投資、ビットコインの神と呼ばれる
- ビットコイン総合ポータルサイトBitcoin.comのCEO
- 現在はビットコインではなく、ビットコインキャッシュを支持
- コンピューター部品事業「MemoryDealers.com」で成功を収め、25歳の時には富豪になっていた
- 2011年12月15日、偶然訪れていた東京・広尾で、ある女性にウォレットをダウンロードさせBitcoinを送った。その女性とは、後にBitcoinの伝道師となる「Miss Bitcoin Mai」こと藤本麻衣氏である。
Winklevoss twins(仮想通貨取引所Gemini創業者)
- Facebookの株式で巨万の富を築いたことで有名な双子の兄弟
- 2013年に1100万ドル近くをビットコインへ投資し、100倍以上の価値になった。
- アメリカの仮想通貨取引所Geminiを運営している
Mark Karpeles(MTGOX CEO)
- 全世界のビットコイン取引量7割を取り扱っていた(2013年当時)ビットコイン取引所MTGOXのCEO
- 2009年より日本に移住。日本語は堪能
- 2014年2月にマウントゴックス事件がおき、ビットコインを消失。民事再生法を申請し、経営破綻した
- 2015年に自身の口座データ改ざん、業務上横領の罪で逮捕、起訴されている
Jed McCaleb(MTGOX 創業者)
- 2009年にカードゲームの「Magic The Gathering」のオンライン取引所を立ち上げ、2010年MTGOX取引所の運営を開始(その後Mark Karpelesが買収)
- Ripple、Stellarの創業者/開発者でもある
Charlie Shrem(ビットコイン財団創業者)
- 「世界中のユーザーの利益のため、暗号通貨ビットコインの使用を標準化・保護・促進する」というコンセプトを掲げる非営利団体ビットコイン財団の創業者
- 史上最大の闇サイトと言われるSilk Roadシルクロード)関連の不祥事(マネーロンダリングに関与)で懲役2年の実刑判決を受けた
これまでの実績
- 2008/11 Satoshi Nakamotoを名乗る人物により、 ビットコインの論文が発表された
- 2009/1 世界で最初のビットコインが発行され、取引が行われる
- 2010/5 ピザ2枚と1万ビットコインの取引が成立。このことから5/22は、「ビットコインピザデー」と呼ばれる
- 2013/11 ビットコインの時価総額が100億ドル(約1兆円)を突破
- 2014/2 当時世界最大の取引所であったMTGOXがハッキングを受け取引所を閉鎖
- 2014/6 大手ホテル予約サイトExpediaがビットコインでの支払いに対応
- 2017/8 ハードフォークにより分裂し、ビットコインキャッシュが誕生 Segwit(取引量が多くなると処理速度が遅くなるスケーラビリティ問題を解決する技術)が有効化
- 2017/10 ハードフォークにより分裂し、ビットコインゴールドが誕生
- 2017/11 ハードフォークにより分裂し、ビットコインダイヤモンドが誕生
- Twitter:ビットコイン(#BTC)ハッシュタグ投稿で「ロゴマーク」を自動表示
- 2020/3 FOMC緊急利下げでビットコインにも波及か
- 2020/6 一部のビットコインマイナー、豊水期も採算取れず 中国報道
今後の将来性は?
- 金融とブロックチェーンと FinTech の行方
- ビットコインは救世主か破壊者か
- 2020年米大統領選候補、初のBTCライトニングによる政治献金募集を開始
- ツイッターのドーシーCEO「仮想通貨ビットコインはインターネットのネイティブ通貨」現在の課題も指摘
- ウィンクルボス氏「仮想通貨ビットコインは金よりも金として優れている」
- 米ナスダック上場のMicroStrategy、「ビットコインは金よりも安全な投資先」
- 世界初のビットコインETF発売に向けて契約 ブラジルのファンドマネージャーとナスダック
- マイニング可能な仮想通貨ビットコインは残り250万BTCに
- 国内初、東京金融取引所ビットコイン先物取引計画を発表