ライトコイン / Litecoin (LTC)の編集履歴#9
- 作成日時 : 2019/5/28 00:34
- ユーザ名 : owl_coin
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編集内容 :
簡単にまとめると
ビットコインでは対応が難しいビジネス用の少額決済を可能にする
- 最も有名な仮想通貨であるビットコインは、発行数が少ない(2,100万枚)、承認時間が長い(10分)など少額取引を大量にこなすには向いていない。そのためコンビニでの買い物等、日常的な決済への利用には適していないと言われていた
- ライトコインは、こうしたビットコインの問題を解決するため設計されており、ビットコインに比べ発行数は4倍、承認時間は4分の1となっており、少額決済に適した仮想通貨である。送金手数料もビットコインと比べ20分の1ほど安い
- 承認時間が短くなった一方で、その分悪意のあるマイナーによるハッキングのリスクが高まっている点は留意しておく必要がある
仮想通貨で初めてメジャーな仮想通貨で初めて、Segwitと呼ばれるスケーラビリティ問題を解決する技術を導入したことでも有名
引用: https://crypto-navi.org/litecoin
記事全体
簡単にまとめると
ビットコインでは対応が難しいビジネス用の少額決済を可能にする
- 最も有名な仮想通貨であるビットコインは、発行数が少ない(2,100万枚)、承認時間が長い(10分)など少額取引を大量にこなすには向いていない。そのためコンビニでの買い物等、日常的な決済への利用には適していないと言われていた
- ライトコインは、こうしたビットコインの問題を解決するため設計されており、ビットコインに比べ発行数は4倍、承認時間は4分の1となっており、少額決済に適した仮想通貨である。送金手数料もビットコインと比べ20分の1ほど安い
- 承認時間が短くなった一方で、その分悪意のあるマイナーによるハッキングのリスクが高まっている点は留意しておく必要がある
- メジャーな仮想通貨で初めて、Segwitと呼ばれるスケーラビリティ問題を解決する技術を導入したことでも有名
何がすごいのか?
2.5分というビットコインの4倍の取引時間を実現
- ビットコインでは、ブロックの生成間隔(=取引の承認時間)が10分となっているため、飲食店での決済等、実用的な利用に適していなかった
- ライトコインの承認時間は2.5分に設定されているため、純粋にビットコインの4倍の速度で決済処理を行うことができる
- 一方で、承認時間が短いということは、すなわちマイニングの難易度が低く設定されていることを意味するため、悪意のある第三者によるハッキングの可能性は、ビットコインと比較すると高くなっている
仮想通貨の中で最初にSegwitを導入し、スケーラビリティ問題を解決した
- ライトコイン及びビットコインのブロックには1MBの取引データしか入らないが、ブロックの生成間隔が10分と遅いビットコインでは取引処理が遅れ、送金詰まり等が発生していた(スケーラビリティ問題)
- Segwitは取引にかかるデータ容量を小さくし、より多くの取引データをひとつのブロックに格納することで取引の処理能力を向上させる技術
- ライトコインは、このSegwit技術をいち早く導入し、大量の取引がさばけるようになった
- ビットコインのマイニングには高度な処理能力が求められるため、ハイスペックなマシンが必要(=膨大な初期投資が必要)
- ライトコインはScryptと呼ばれる暗号化技術を採用しており、家庭用PCでもマイニング可能
- その結果、ビットコインのように一部のマイナーが独占的にマイニングを行い、大きな権力を持つ事態を防ぐことができる
引用: http://vtuka.jp/litecoin
マイニングコストが低いため、一部のマイナーの独占を防げる
どんな技術か?
アトミック・スワップ(取引所を介さず異なる仮想通貨間取引がユーザー間でセキュアに完結できる技術)を導入
- 異なる仮想通貨間で取引を行う場合、悪意のある相手の場合には、持ち逃げ(自分は送金したのに相手は送金してこない)などのリスクが存在するため、第三者である取引所などが仲介する形で行われおり、ユーザーは取引所に対して手数料を支払っていた
- 第三者が仲介する場合には、安全は担保されるものの、余分な手数料や時間がかかるというデメリットがあった
- アトミック・スワップは異なる仮想通貨間の取引であっても、第三者の仲介なしに、ユーザー間で直接取引が可能となる仕組み。手数料もかからず、取引データも第三者に提供をすることもないため、プライバシーが守られる
GPUに耐性を持つScryptという暗号化技術を採用
- GPUとは、Graphics Processing Unitの略であり、主に画像や動画の高速処理をするための回路を指す
- ビットコインのマイニングは主にCPUではなく、よりパワーのあるGPUで行われていたため、膨大な電力や(GPUを運用する)資産を必要とし、特定の団体が独占してしまうという課題があった
- ライトコインが採用したScryptはGPUではなく、CPUでマイニング可能であり、一般のPCでもマイニング可能である
ビットコイン同様に4年毎に新規発行料が半減する(=インフレがない)
- ライトコインの新規発行は、ビットコインと同様にマイ二ングによって行われるが、ビットコインと同様、新規発行枚数は4年ごとに半減する
- 2015年8月から4年ごろに新規発行量が半減していく
- これにより、「インフレの防止」、「価値の上昇」が期待される
ライトニングネットワークも用いて、低手数料で少額決済を実現
- ライトニングネットワークとは、少額の決済記録をブロックチェーン以外の場所に一時的に保管し、一定時間後にまとめてブロックチェーンに記録するという技術
- これにより、ブロックチェーンのネットワーク外であってもライトニングネットワークを介して安全、かつ低コスト(手数料はブロック記録毎に発生するため)で送金手続きができる
- 例えば、AさんとBさん、BさんとCさんがそれぞれネットワーク上で接続されているが、AさんはCさんと接続していない場合、ライトニングネットワークを活用すれば、Bさん経由で、AさんからCさんへの安全な送金が可能となる
誰が作っているのか?
Charles Lee (ライトコイン発案者/ライトコイン財団取締役)
- 元Googleのエンジニアであり、Chrom OSの開発を担当していた。ビットコインが開発された後に、ビットコインの問題点を改善し、もっと使いやすい通貨を目指しライトコインを開発
- 兄弟のBobby Leeは仮想通貨取引所BTC Chinaの創業者
- MITコンピューターサイエンス学科卒
Xinxi Wang (ライトコイン財団取締役)
- 元ライトコインの開発者であり、現在は仮想通貨取引プラットフォームCOINUTのFouner&CEOも務める。エンジェル投資家でもある。
- シンガポール国立大学コンピューターサイエンス博士号
これまでの実績
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2011/10
- Litecoin誕生
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2017/5
- 仮想通貨の中で最も早くSegwitを導入(取引量が多くなると処理速度が遅くなるスケーラビリティ問題を解決する技術)
- チューリッヒからサンフランシスコへ0.00000001LTCを1秒以内に転送成功。ライトニングネットワークの最初の取引が完了
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2017/12
- 大手ゲーム配信サービスsteamが「ビットコイン決済を止めてライトコイン決済を導入」と発表。これにより価格が高騰した
- 開発者のCharles Leeが保有する全てのライトコインを売却
- LitePay社が高速決済システム「LitePay」を発表 (ライトコイン財団とは別企業)
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2018/3
- LitePay社が突如LitePayの終了を発表 。LitePay社がライトコイン財団へ資金サポートを要求したが、資金使途が不明瞭なことから拒否されたことが原因
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2018/9
- 第1回 ライトコインサミット を開催
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2019/1
- Charles Leeが代替可能性(Fungibility)と匿名性を強化すると ツイッターで発表