記事全体

簡単にまとめると

  • Solana(ソラナ)とは、数々のパブリックチェーンをサポートすることを目的とした、パブリックチェーンプラットフォーム
  • 高度な取引処理速度とスケーラビリティ、そして手数料が低いことが特徴のレイヤー1ブロックチェーン
  • ソラナ上で使われるトークンがSOL(ソル)
  • 2017年後半に元Qualcomm、Intel、Dropboxのエンジニアによって設立されたSolanaは、分散化やセキュリティを犠牲にすることなくスケーラビリティを提供することに重点を置いた、シングルチェーンの委任型プルーフオブステークプロトコルです。
  • 暗号資産(仮想通貨)取引所FTXの分散型取引所Serumなどに採用されているソラナは、イーサリアムとソラナを相互に接続するブリッジ「Wormhole」を発表した。これによりイーサリアムのトランザクション処理速度があがり、またコストが下がる。
  • 通貨単位はSOLとなる

何がすごいのか?

  • とても速い処理性能。秒間で5万トランザクションを実行できるとされる。ビットコインは毎秒6~7トランザクション、速いリップルでも毎秒4,000トランザクションなので、ソラナの速さがずば抜けていることが分かるだろう。
  • イーサリアムなどの他の仮想通貨では、スケーラビリティの問題を解決するために一部の取引をレイヤー2(ブロックチェーン外)で行っているが、ソラナはその処理速度や低コストで、全ての取引をレイヤー1(ブロックチェーン内)で完了さることができる。
  • ソラナのスケーリングソリューションの中核となるのは、Proof-of-History(PoH)という名前の分散型クロックであり、単一の信頼できる時間ソースがない分散ネットワークの時間の問題を解決するために構築されてる。
  • 検証可能な遅延関数を使用することにより、PoHは各ノードがSHA256計算でタイムスタンプをローカルに生成できるようにしている。これにより、ネットワーク全体でタイムスタンプをブロードキャストする必要がなくなり、ネットワーク全体の効率が向上する。
  • ソラナ以前のブロックチェーンは互換性がないが、ソラナは他のブロックチェーンと連携し互換性を持つことができる。これにより、他のブロックチェーンはソラナ上で取引をすることが可能となり、その処理スピードを上げることができる。

どんな技術か?

  • コンセンサスアルゴリズムはProof of History

誰が作っているのか?

これまでの実績

  • 2021/4 時価総額TOP20入り

議論になっていること

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