Sushi (SUSHI)の編集履歴#11
- 作成日時 : 2021/4/24 22:54
- ユーザ名 : bla_vi
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簡単にまとめると
- SushiSwap (SUSHI)は自動マーケットメーカー(AMM)の1つ。
- 分散型の取引所でスマートコントラクトを使用して、特定のペア用にマーケットを作るツール。
- SushiSwapは2020年9月に、Uniswapのフォークとしてローンチした分散型金融 (Defi) 運動と関連するDeFiトークン取引ブームの代名詞となったAMMです。
- 略称はSUSHIとなる。
何がすごいのか?
どんな技術か?
- SushiSwapは主にAMMとして存在し、それを通して自動化された取引流動性が2つの仮想通貨資産の間に設定されます。その主なターゲットは、ブームを生かしてプロジェクトトークンを現金化し流動性を提供しようとしているDeFiトレーダーなどです。AMMは、従来の分散型取引を妨害する流動性などの問題を回避しながら、「板」(オーダーブック)を完全に取り除きます
- SushiSwapは、親ネットワークであるUniswapを改善し、ユーザーがそのオペーレションと未来により影響を与えられるようにすることを目指しています。プラットフォームは、流動性プールで発生した取引から0.3%をカットし、SUSHIトークンはそれらの手数料の一部をユーザーに報酬として与えるために使用されます。SUSHIは、ユーザーにガバナンスの権利も付与します
誰が作っているのか?
- SushiSwapは、Chef Nomiとして知られる仮名の第三者によって創立されました。
- Chef Nomi氏について知られていることはほとんど無く、なぜUniswapからフォークする必要があったのかも不明です。
これまでの実績
今後の将来性は?
SushiSwapのバブル絶頂期
先ほどもお話したようにSushiSwapは、Uniswapのほとんど「コピペ」プロジェクトです。
仮想通貨市場を見渡すと、このようなプロジェクトが長きにわたって成功することはめずらしいといえます。
ただ、SushiSwapの数少ない違いのひとつが、SushiSwapには独自のネイティブトークン「Sushi」があること。
これはとてもいいアイデアで、SushiSwapに仮想通貨を預ける(「流動性を提供する」といいます)ことで、投資家は「Sushi」をもらえるようになりました。
しかも「早くSushiSwapに仮想通貨を預けたほうがたくさんSushiがもらえる」という仕組みでした。
SushiSwapに流動性を提供すると「Sushi」をもらえますが、SushiSwap全体での報酬額は「1000Sushi」と決まっているため、SushiSwapユーザーの少ない時期に流動性を提供すると、投資家は少ない人数で1000枚を山分けすることができたのです。
結果「もっと早くSushiSwapに参入したい!」と投資家が殺到し、独自トークンSushiは急騰していきます。
創設者シェフ・ノミ氏が詐欺を疑われる
しかしその後、SushiSwapの創設者であるノミ氏がSushiトークンを、1300万ドルに相当するイーサリアムに売却したことが判明。
取引所FTXのCEOでSushiホルダーでもあるサム・バンクマン・フライド氏はこれについて、「シェフ・ノミは最低だ」とまで述べています。
事実、創設者による独自トークンの大量売却は出口詐欺とも受け止められかねず「詐欺プロジェクトではないか」との声も挙がりました。
その後、2020年10月現在もSushiトークンは下落傾向です。
なお、シェフ・ノミはトークン売却の過ちを認め、1400万ドル(約14億8000万円)をSushiSwapの開発基金に返金しており、事態は収束しています。
しかし、こうした一連の「SushiSwap劇場」からもわかるように、SushiSwapは「DeFiブームが生んだ一過性のバブル」の可能性もあります。
長期安定上昇が見込めるプロジェクトになるには、一定の変化とイメージUPが必要でしょう。