Uniswap (UNI)の編集履歴#11

記事全体

簡単にまとめると

  • イーサリアムでの自動トークン交換のためのプロトコルです。 2018年11月2日にリリースされました。
  • Uniswapは、ERC20トークンを交換するためのシンプルなスマートコントラクトインターフェイスとして自身を説明しています
  • 流動性準備金をプールするための正式なモデルがあります
  • トレーダーや流動性プロバイダー向けのオープンソースのフロントエンドインターフェースとして機能し、無料の分散型資産交換の提供に取り組んでいます
  • 略称はUNIとなる

何がすごいのか?

  • Uniswapが既存のDEXと違うのは、ETH/USDCやETH/BATの様に、誰でもETH/ERC20トークンというペアの流動性を提供する事が出来る上、トークンペアが無かった場合には新規追加も可能な点
  • 更にUniswapの仕様は変更不可能であり、製作者でさえもルールを変更する事は出来ません。そのため資産を取り出す事は出来ません。何人も拒まない”只の道具”の様に動作する事です

どんな技術か?

誰が作っているのか?

これまでの実績

暗号資産取引所に上場したのは2020年9月の事。チャートによる情報は少ない為、分析は難易度が高めになります。

2021年1月現在、昨年9月では大手取引所Binance(バイナンス)に上場し、わずか1日で1UNI=0.3USDTから1UNI=15USDTへと50倍の価格へ急騰しました。

ちなみに、Uniswapで取引していれば400UNIの配布があったため、そのまま売り抜けるだけで60万円の利益となっていたでしょう。

現在は、上場初日の15USDTを史上最高値にジリジリと価格を戻しています。また、チャートの情報量が少なく、テクニカルツールRSIでは一旦は上昇の頭打ちが予想される状態です。

今後の将来性は?

Uniswap/UNIの将来性は、現状だと右肩上がりの分散型取引所の取引高がこのまま続くのか?が焦点です

誰もが安全な取引所で、格安の手数料で自由な取引ができる利点は多い半面で、懸念されるデメリットもあります

分散型取引所は、仕組み上、他の取引所にあるような「本人確認」や「年齢制限」がありません

したがって、どこの誰と売買しているのが不透明かつ、政府によって完全な管理下に置けないといった問題があります

例えば、犯罪目的の換金などマネーロンダリングへの懸念も高いです。自由で安全な取引所に対して、世間的な信頼感をどのようにして築き上げるのかが課題として考えられます

一般的に、信頼できる取引所は国内であれば金融庁から認可を受けますから、新しい法規制を作る必要が出てくるでしょう

とは言え、海外では需要が高いものの、日本ではマイナー。まずは利用者が増加するのかに注目です

議論になっていること